今年も近くなってきたボジョレー・ヌーヴォーの解禁。
今年は、「11月21日(木)」が解禁日です。
言わずと知れた、このボジョレー・ヌーヴォー。
日本でも恒例のイベントですが、
その楽しみ方を知っている方は多くはないかもしれません。
ボジョレー・ヌーヴォーは、その年にフランス・ブルゴーニュ地方の
ボジョレー地区のぶどうで仕上げた、新酒です。
本来なら1年ちかくかけ、じっくりと熟成させるワインを
特殊な製法で収穫から2〜3ヶ月でボトリングするこのワインは、
フレッシュで、リズミカルな酸を感じることができるでしょう。
よく聞く、ボジョレー・ヌーヴォーの印象に
酸味が強い、薄く感じるなどの意見がありますが、
そもそも熟成期間が無いために、ボジョレー・ヌーヴォーは
若々しい味わいが特徴なのです。
そんなボジョレー・ヌーヴォーを味わうなら
この2点に気をつけてみましょう。
- いただく1時間ほど前に冷蔵庫に入れ、やや冷やしていただく
赤ワイン=常温のイメージがありますが、ボジョレー・ヌーヴォーの魅力は
そのフレッシュさです。少し冷やし落ち着けると、のどごしも軽やかになります
- 合わせる料理は、軽めのカジュアルなメニューにする
赤ワインといえば、肉類やクセのあるチーズと合わせたくなりますが、
ボジョレー・ヌーヴォーは軽めのメニューと好相性。
シーフードのマリネや、オリーブやナッツなどとも合います。
お腹を満たしたければ、フィッシュ&チップスなど、ファストフードとともに
ラフに楽しむのがおすすめです。
ご覧いただいた通り、ボジョレー・ヌーヴォーは
カジュアルに楽しめるワインの代表。
解禁日には、世界中でコルクが開けられるワイン。
そんなボジョレー・ヌーヴォーを、
今年は新たな気持ちで楽しんでみては。