2025.1.27(MON)

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髪の⽑のボリュームが少なくて、ヘアスタイルが決まらない。⽑量が多くて広がるから、いつも束ねてばかり。くせがひどくて、朝のスタイリングに時間がかかる。
髪が傷みやすい…髪の⽑につやがない…⽩髪が⽬⽴ってきた…頭⽪のかゆみも気になる…乾燥する季節は頭⽪も乾燥していて不快…あげればきりがない髪の悩み。
毎⽇使うドライヤーで改善できればうれしいですよね。

そもそも髪とは何か

髪の⽑は、主にたんぱく質でできており、特に「ケラチン」というたんぱく質が約80〜90%を占めています。髪の⽑は以下の3つの層から構成されています。

※ イラストはイメージです

1.キューティクル
髪の最外層で、無⾊透明のウロコ状の物質です。髪を外部の刺激から守る役割を果たします。また髪の内部の⽔分や栄養を保つ役割も持っています。

2.コルテックス
髪の中間層で、メラニン⾊素や⽔分を含む繊維状の細胞が集まっています。髪の強度や⾊、⽔分保持⼒に影響します。

3.メデュラ
髪の中⼼部分で、柔らかいケラチンからできています。髪のコシやツヤに関係していますが、すべての髪に存在するわけではありません。

髪の⽑は、頭⽪の⽑根にある⽑球から⽣え、⽑乳頭が⽑細⾎管から栄養を受け取り、⽑⺟細胞が分裂を繰り返して成⻑します。

髪が傷んでしまう原因

ヘアドライヤー、ストレートアイロン、コテなど

⾼温の熱にさらされることは、キューティクルの損傷を引き起こす主な原因です。
ドライヤーの⻑時間の使⽤やヘアアイロンの⾼い温度設定は特にダメージとなります。

パーマやカラー剤

パーマやカラー剤などは、キューティクルを開き、髪の内部に⾊素を浸透させたり、髪の形状を変化させます。キューティクルを無理やり開かせるのでキューティクルにダメージを与えてしまいます。

⽔分や湿度

髪のキューティクルは湿度に敏感で、濡れたり湿度の変化が⽣じるとキューティクルが柔らかくなりはがれやすくなります。この状態で過度な摩擦が⽣じると、キューティクルがはがれ、ヘアダメージの要因になります。

摩擦

ブラッシングやコーミング、頻繁で雑なシャンプーは摩擦によりキューティクルを損傷します。髪を濡れたまま強く引っ張ったり、乱暴にブラッシングすることはキューティクルを損傷させてしまいます。また、ヘアアイロンのなどで何度も繰りかえし挟むことで熱によるダメージと摩擦によるダメージを受けることにつながります。

紫外線

太陽光や紫外線は、キューティクルを劣化させ、ダメージにつながることがあります。

ヘアドライヤーで髪質を変えることはできるのか

結論から⾔えばドライヤーだけで髪質を変えることはできません。なぜなら、髪は⽖と同じように再⽣しない細胞であり、⼀度キューティクルのキメが乱れたり、はがれたりするともとに戻ることはありません。できるだけ、キューティクルを傷めないヘアドライヤーを選ぶことが⼤切です。

髪質の悩み別ドライヤーの選び⽅‧使い⽅ガイド

髪質に合わせてドライヤーを選ぶことが⼤切です。

髪のボリュームが少ない

根元から髪をしっかりと⽴ち上げてふんわり感を出せるものがおすすめです。

髪が広がってしまう‧スタイリングに時間がかかる‧くせがある

髪が傷むと広がりのもとです。短時間で乾かせて、ダメージを低減でしてくれるドライヤーを選びましょう。髪の乾燥やパサつきも広がる原因なので、ヘアオイルやミルクなどで保湿をしましょう。

髪にツヤがない

キューティクルを傷にくい温度で乾かせるドライヤーを選びましょう。⾼温でさっと乾かし、冷⾵で仕上げるとツヤが出ます。さらにヘアオイルやミルクで保湿し、ツヤをプラスすると、保湿にもなりおすすめです。

頭⽪が硬い

頭⽪の硬さも髪質に影響します。スタイリングだけでなくスカルプケア機能がついているヘアドライヤーがおすすめです。頭⽪ケアを習慣化するとよいでしょう。

いまさら聞けない、正しい髪の乾かし⽅、ドライヤーの使い⽅

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