あなたのメイク、古見えしているかも?40代からのメイク方法アップデート
20代と同じメイクじゃだめ!
40代からアップデートすべきメイク方法とは?
CONTENTS
- 40代、50代が気をつけるべき「古見えメイク」とは?
-
実践!40代からのメイク、アップデート法
- ベース作り
- 眉毛の描き方
- アイシャドウの塗り方
- アイラインの引き方
- リップのポイント
- お肌の変化を楽しみながら、日々のメイクをアップデート
40代になると、さまざまなお肌の変化を感じるようになります。20代の頃と同じメイク方法では、お顔の変化をカバーできず、気付かぬうちに古見えメイクになってしまっているかも!?お肌のケアは年齢にあわせてアップデートしていても、メイク方法は20代のまま何を変えれば良いのか分からない、なんて方も多いのではないでしょうか。
40代からのメイクアップデート法について、ヘアメイクアップアーティストの鈴木富美子さんに教えていただきました。
お話を伺ったのは…
ヘアサロン EMBELLIR/EMBELLIR fleur 代表
鈴木 富美子 さん
ヘアメイクアップアーティスト・毛髪診断士。2014年に表参道のヘアサロン『EMBELLIR』をオープンし、海外セミナー、雑誌、ブライダル関連などで活躍。
上品かつエレガントなスタイルが支持を集め、毛髪診断士としての知識を生かした頭皮や毛髪のお悩みアドバイザーとしても信頼を得ている。
著書に『おしゃれな着物の髪型カタログ』(世界文化社刊)など。
※ヤーマンから依頼したコメントを掲載しています。
40代、50代が気をつけるべき「古見えメイク」とは?
40代になると、うるおいやハリが失われ、お肌がたるんできたり、目元やほうれい線のしわが気になったり…。さまざまな肌の変化を感じるようになります。
「20代の頃から同じメイクを続けているという方は意外と多いんです。しかし40代になると、うるおいが低下し、たるみやくすみ、シワが増えるなど、さまざまな変化を感じるようになります。年齢による変化は受け入れなければなりません。受け入れたうえで、変化にあわせてメイクもアップデートさせる必要があります」(鈴木さん)
※アイシャドウを濃く入れすぎていて、チークも濃い目。
年齢を重ねるとメイクに力を入れがちですが、引き算のできていないメイクはどうしても古見えしてしまいます。
「10代~20代の流行メイクをそのまま使っていたり、全部のパーツに力を入れ過ぎていると、どうしても古見えメイクになってしまいます。逆にナチュラルすぎるメイクも、年齢とともにぼやけてくるパーツをカバーできず、老け見えしてしまうので注意が必要です」(鈴木さん)
実践!40代からのメイク、アップデート法
では、40代50代が取り入れるべきメイク法とはどのようなものなのでしょうか?年齢をカバーしながらも、ナチュラルに仕上がる、40代からおすすめのアップデート方法をさっそく鈴木さんに教えていただきましょう。
ベース作り
※ベースメイクはポイントを重点的に
メイクをアップデートする上でもっとも重要なベース作り。厚塗り、薄塗りはどちらも老け見えの原因となってしまうため、バランスが重要です。
「40代、50代のメイクは、やり過ぎもやらな過ぎもNGです。大切なのは、血色感とツヤ感。ベースをしっかりすることでくすみを飛ばし、つや感を出せれば若見えメイクになります」(鈴木さん)
下地は、ピンク系やイエロー系、グリーン系などたくさんありますが、ピンク系はくすみを飛ばしてくれて、肌の色味を選ばず使いやすいため、悩んだらピンク系を選ぶと良いでしょう。
「下地とファンデーションは全体にまんべんなく塗ってしまうと厚塗りになってしまいます。大人の厚塗りはNG。メリハリある顔をつくるためには、目の下、鼻、顎、おでこなどのポイントを重点的に。手で引き上げるように塗っていきましょう」(鈴木さん)
※ほうれい線をカバーするにはファンデーションの2色使いが有効
まぶたや目の下のたるみは特に気になる部分。ファンデーションも下地と同じように、目の下を一番厚めに、そこから全体に伸ばすようになじませていくのが基本です。
「年齢的にたるみが気になるほうれい線は、ファンデーションを塗ったあとに、明るめのファンデーションを使い、上に引き上げるように重ね塗りをすると良いでしょう。小鼻やくすみが気になる部分にも、明るめのファンデーションをハイライトとして使うことで、厚塗り感を出さずに上手くくすみをカバーすることができます」(鈴木さん)
ファンデーションの後は、フェイスパウダーなどのパウダーを使って余分な油分をオフ。Tゾーンや目元はとくにヨレやすいため、忘れずに塗布しましょう。このパウダーも顔全体につけてしまうと厚塗り感がでてしまい、つや感が失われてしまうため、崩れが気になるポイント部分にのみでOKです。
チークは、笑ったときに一番高くなる頬部分にのせていきます。練りチークの場合はパウダーの前に、粉チークの場合はパウダーの後につけましょう。クリームタイプのものを使うことで、パウダータイプだけを使うよりもナチュラルに仕上がり、持ちも良くなります。
※ナチュラルな血色感とツヤ、パーツごとにメリハリもつけました。
眉毛の描き方
40代・50代と年齢を重ねると、重力に負け、肌はどうしても下がってきてしまいます。ほうれい線や顎まわりなど、年齢が出やすい場所に人の視線がいかないよう、アイメイクは眉や目元に力をいれ、視線を上に集める工夫をしましょう。
※アイメイクは視線を上に集める工夫を!
「眉毛は、太い、細いよりも、ボリュームがある方が若々しく見えます。眉尻はあまり下げないよう、眉頭と眉尻が一直線となるイメージで描くと良いでしょう」(鈴木さん)
ボリューム感が足りないと感じる方は、眉毛マスカラでボリューム感を足し、毛流れをキレイに見せることで若見え度がさらにアップします。
オンリーミネラル
アイブロウ(ショコラブラウン)
ふんわり眉がつくれる、ミネラル100%アイブロウ。
アイシャドウの塗り方
明るすぎず、キラキラしすぎないのが40代以降のアイメイクには重要
目元は、ベース作りの際、ファンデーションをしっかりと塗っておきます。アイシャドウは肌なじみの良い、少し明るく見せてくれる色を選びましょう。
アイシャドウを塗る際は、目の形にもよりますが、二重幅を超えない程度が◎。
「明るいだけの肌に馴染んでいない色は、老け見えの原因になってしまいます。20代のころに使っていた明るいブルーなどは違和感がないか、いま一度客観的にチェックしてみましょう。また、キラキラしすぎる大粒のラメは品がなく見えてしまうため、40代からはラメ感は控えめに。ラメを使いたい場合は、派手過ぎない細かなラメを選んでみてください」
オンリーミネラル
ミネラルカラーズ アイシャドウ デュオ
04カナリヤトルマリン
保湿バームにミネラルパウダーを重ねたアイシャドウ。
「バームを塗った後、ミネラル100%のアイシャドウをのせることでピタッと密着。肌馴染みのよい上品なラメなので、40~50代でも使いやすいですね」(鈴木さん)
アイラインの引き方
まつ毛とまつ毛の間を埋めるように、目尻部分にアイラインを引きます。描くときは、目尻付近を上に引っ張りながら描くようにすると、キレイなラインを引くことができます。
「色に悩んだときは、こげ茶色のアイライナーがおすすめ。黒は浮いて見える場合もあるので注意が必要です。パウダーなら黒でもやわらかめの色味になるので、バランスを見て使い分けましょう」(鈴木さん)
視線を顔の上方向に持っていくためにも、マスカラは欠かせません。ビューラーやホットビューラーでまつ毛をしっかり上げてからマスカラをつけましょう。
オンリーミネラル アイライナー ブラック
クレンジング不要のナチュラルなアイライナー。
超微粒子パウダーのクリーミィなテクスチャーだから、目もとにぴたっとフィットし、驚くほど繊細なラインが描けます。
リップのポイント
※ハイライトを使えば口角が上がって見える効果も。
「年齢を重ねると唇の輪郭もぼやけてきます。リップブラシを使うことで、ラインをキレイに引くことができ、厚塗りや色ムラも防げます。また、下唇の口角のキワにハイライトを使うことで、口角が上がっているように見せることができるので、ぜひひと手間加えてみてください」(鈴木さん)
お肌の変化を楽しみながら、日々のメイクをアップデート
お肌のツヤ、血色感を引き立たせることで、肌悩みをカバーしながらも、上品で自然な仕上がりになりました。
「年齢を重ねるごとに、身体や肌に変化があるのは当たり前のことです。たるんでしまうものは仕方がない!と、変化を受け入れた人こそ輝いていると思います」(鈴木さん)
服や持ち物と同じように、メイクも年齢にあわせてアップデートさせることで、変化を楽しみながら毎日を過ごすことができます。今回ご紹介したアップデート法をぜひ取り入れ、日々のメイクを楽しんでみてください。
※今回のメイクに使用したアイテム一覧。
右上のブラシは、 オンリーミネラル コンシーラー&ハイライトブラシ 、 オンリーミネラル ブロウ&ライナーブラシ。
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