家庭用光美容器の些細で大きな違いを体験!

2024.5.27(MON)

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家庭用光美容器の些細で大きな違いを体験!

薄着の季節になると気になり始めるムダ毛。しかしサロンに通うのは面倒、医療脱毛を行ったもののまた毛が生えはじめたなどで、家庭用光美容器や家庭用脱毛器の購入を検討している方も増えています。
さまざまなアイテムを比較してみるものの、同じメーカーでも数種類の光美容器が発売されていて、どれがいいのか分からない……。
そんな方に向けて、ライターYが美容家電ブランド・ヤーマンで人気の家庭用光美容器を使い比べ、選び方の参考になるようレポートします。

家庭用光美容器を比較!
3台の売れ筋商品を実際にテストしてみた

CONTENTS

  1. 家庭用光美容器とは
    • 家庭用光美容器の使い方
  2. ヤーマンの家庭用光美容器の使い心地レビュー
    • 各モデルのポイント
    • 照射面の大きさ
    • アタッチメントの違い
  3. 使い心地に差が出るのか? 実際に体験してみました
    • レイボーテ クールプロの使い心地レポ
    • レイボーテ ハイパーZEROの使い心地レポ
    • レイボーテヴィーナス ビューティープラスの使い心地レポ
    • 3台の共通点
  4. まとめ

CONTENTS 01

家庭用光美容器とは

ヤーマンの家庭用光美容器は、多くのエステやサロンで行われるIPL方式を採用、毛根の黒い色素に反応するキセノンランプをダブルで搭載することで効率よくムダ毛にアプローチします。医療機関で使われるレーザー脱毛に比べれば肌刺激が少なく痛みが出にくいのが特徴。

家庭用光美容器の最大のメリットは、病院やエステサロンの予約などをせず、自分の好きなタイミングでムダ毛ケアが可能なこと。
デメリットは医療脱毛に比べ出力が抑えられているため、回数を重ねる必要があることと、自身で機械を肌にあてて使用するため、背中など、どうしても手が届かないところが出てきてしまうこと。この点を考慮して、上手に使いこなしましょう。

家庭用光美容器とは

左から、レイボーテ クールプロ、レイボーテ ハイパーZERO、レイボーテヴィーナス ビューティープラス

家庭用光美容器の使い方

家庭用光美容器の使い方は、照射面を肌にあててフラッシュボタンを押すだけ、と簡単ですが、いくつか注意も必要。
まず、使う前にムダ毛を除毛すること。その際は、ワックスや毛抜きによって毛根から毛を抜いてしまうと効果が出ないので、必ずカミソリやシェーバー等で処理を。しっかり除毛すれば火傷の心配もありません。ただし、ほくろは避けて照射を。

家庭用光美容器の使い方

*過度に日焼けした肌など、肌色によっては照射できない場合があります​​。
*上記、カラーチャートの色はお客さまが閲覧される環境によって異なる色に見える場合がございます。

自分の肌の色に最適な出力がわからない場合や、日焼けなどが心配なら、『レイボーテ クールプロ』と『レイボーテ ハイパーZERO』に搭載のスキンセンサーが便利。肌の色を読み取り、5段階から適正なレベルに自動で調整してくれるので安心してケアできます。

出力の強さや頻度により痛みなど個人差が出やすいので、どの照射レベルが自分に合っているか、目立たない箇所で試し打ちをするといいですよ。
なお、家庭用光美容器の使用周期は、以下が推奨されています。

この推奨周期で行ってもあまり効果を感じられない……と、ならないためにもまずは自身の毛周期を把握することが大切
人により、3週間や1ヶ月〜など毛周期も違うため、初回の照射日からどのくらいのペースで毛が生えるのかを観察しておきましょう。
コツコツと続けることで効果を感じられるはず

CONTENTS 02

ヤーマンの家庭用光美容器の
使い心地レビュー

各モデルのポイント

今回は、『レイボーテ クールプロ』、『レイボーテ ハイパーZERO』、『レイボーテヴィーナス ビューティープラス』の3機種をお試し。
まずはどんな機能が搭載されているのか表で比べてみましょう。

各モデルのポイント

*医師監修カットフィルター+ソフト照射
*1 レイボーテ Rフラッシュシリーズにおいて *2 ローラーモード(レベル1)使用時 *9 ローラーアタッチメントのみ
*10 ボディモード(レベル1)使用時 *11 IPX7

コンセントで本体と繋ぐ交流式でWランプのため出力が強くハイパワーの『レイボーテ クールプロ』と『レイボーテ ハイパーZERO』は、ともに独自開発の「インテリジェントローラー」を搭載
ローラーが1/3回転するごとに1発照射する仕組みで、両脇なら約6秒、全身約3分でケアができます。*

*ローラーモード(レベル1)使用時。全身ケア部位:フェイス・両脇・両足・両手指・両足指・へそ下・ビキニライン・VIOライン。個人差があります。

自分で少しずつ照射部位をずらさずとも、肌の上をローラーで転がすだけで自動照射されるのでケアもらくらく。

便利なスキンセンサー付きで、美肌ケアができるLEDアタッチメントもついており、美顔器としても使えるのが嬉しい
『レイボーテヴィーナス ビューティープラス』は3モデルで唯一の防水(IPX7)で、いつでもどこでも使えるコードレス。

その他、その機種ごとの特筆事項は以下。

『レイボーテ クールプロ』

2024年3月に発売されたばかりの『レイボーテ クールプロ』。
シリーズ史上最高の照射パワー*高速スピード照射を実現。
さらに肌をクールダウンさせる冷却機能を備え、低刺激を叶えた最上位機種です。
サファイアガラスによる冷却システムが、人が刺激を感じにくい温度範囲「16~44℃」に肌を保ちながらの照射を可能に。
痛みや熱さが苦手な方に特におすすめの機種です。

*レイボーテ Rフラッシュシリーズにおいて

『レイボーテ ハイパーZERO』

『レイボーテ ハイパーZERO』は重さ330gと3機種の中で最も軽量
価格と性能のバランスのいい機種として人気です。
冷却機能を除けば『レイボーテ クールプロ』と機能の多くを共有しているので、パワフルさは欲しいけど、『レイボーテ クールプロ』だと予算が合わない、持ち歩やすく、セルフケアでも負担の少ない小型のものがいい、という人に。

『レイボーテヴィーナス ビューティープラス』

『レイボーテヴィーナス ビューティープラス』は防水等級IPX7の防水機能を備えたコードレス光美容器。お風呂場など好きな場所で使えるから、家族やパートナーに見られたくないVIOのケアにもぴったり
アタッチメントは、“フェイシャル”、“VI”、“O”の3種類。
モード切り替えボタンはなく、アタッチメントをヘッドに装着するだけで切り替わります。しかもアタッチメントはマグネット装着なので、力を入れなくても気軽に使えて便利!お風呂場で、寝室で、照射したいタイミングを逃しません。

さらに、それぞれのアタッチメントの個性や、実際の使用感をレポートします。

照射面の大きさ

照射面はそれぞれ約9.24㎠*。『レイボーテ クールプロ』、『レイボーテ ハイパーZERO』には、ワイドな照射面にキセノンランプをダブル(2本)で搭載、パワフルかつ照射漏れし難い設計に。

*アタッチメントにより、面積は変化。

左から、『レイボーテ クールプロ』、『レイボーテ ハイパーZERO』、『レイボーテヴィーナス ビューティープラス』
(『レイボーテ クールプロ』と『レイボーテ ハイパーZERO』はアタッチメントを外した状態)

アタッチメントの違い

レイボーテ クールプロ レイボーテ ハイパーZERO レイボーテヴィーナス
ビューティープラス
3種類
ローラー、LED(赤・青)、スポット
3種類
ローラー、LED(赤)、スポット
3種類
フェイシャル、VI、O
レイボーテ クールプロ 3種類
ローラー、LED(赤・青)、スポット
レイボーテ ハイパーZERO 3種類
ローラー、LED(赤)、スポット
レイボーテヴィーナス
ビューティープラス
3種類
フェイシャル、VI、O

『レイボーテ クールプロ』

左から、ローラーアタッチメント、LEDアタッチメント、スポットアタッチメント

『レイボーテ クールプロ』のアタッチメントは3種類。
照射面はそれぞれ、顔・腕・足・脇などの広範囲に使えるローラーアタッチメント9.24㎠、顔専用のLEDアタッチメント 3㎠、VIOや細かな部位に使えるスポットアタッチメント 3㎠と、それぞれの部位に合わせた面積。
LEDアタッチメントは、美肌光である赤色LEDと、青色LEDを搭載。赤色LEDを照射することでうるおい*、ハリ*の向上が期待でき、青色LEDはムダ毛ケアのあとに照射するのがおすすめ。

*美肌光である赤色LEDのみを顔に照射した場合

『レイボーテ ハイパーZERO』

左から、ローラーアタッチメント、LEDアタッチメント、スポットアタッチメント

『レイボーテ ハイパーZERO』のアタッチメントも3種類。
照射面はそれぞれ、ローラーアタッチメント9.24㎠、LEDアタッチメント 3㎠、スポットアタッチメント 3㎠。
LEDアタッチメントは美肌光である赤色LEDのみを搭載。

『レイボーテヴィーナス
ビューティープラス』

左から、ノーマルヘッド、フェイシャルアタッチメント、VIアタッチメント、Oアタッチメント

照射面はそれぞれ、ノーマルヘッド9.24㎠、フェイシャルアタッチメント 2.64㎠、VIアタッチメント 3.08㎠とOアタッチメント 1.96㎠。通常はアタッチメント不使用のノーマルヘッドで全身をケアします。
フェイシャルアタッチメントには低刺激のカットフィルターを搭載。ケアを重ねることでうるおい・ハリが向上*し、ムダ毛ケア+美肌ケアを同時に実現。
VIアタッチメント、Oアタッチメントには、医師監修のカットフィルター搭載。VIOに適したやさしい光でデリケートな部位もやさしくケアできます。

* 〔使用機種〕YJEA3N 〔試験方法〕目より下の半顔に機器を3分間使用し、3分間放置した箇所との皮膚水分量・弾性を比較 〔試験者〕20代〜40代女性13名

CONTENTS 03

使い心地に差が出るのか?
実際に体験してみました

光美容器初体験のライターが実機を実際に使用し、使い心地に差が出るかレポート!

*個人の感想です。効果には個人差があります。​​

レイボーテ クールプロ レイボーテ ハイパーZERO レイボーテ ヴィーナス
ビューティー プラス
パワー 一番強い 強い 3つの中では
一番控えめ
痛み 冷却機能があるから軽め 出力により熱さを感じる パワーが控えめなので軽め
サイズ 小さいが長さがある 軽量コンパクト 充電式なので大きめ

レイボーテ クールプロの使い心地レポ

冷却機能付きで痛み軽減がポイントなだけあり、照射部位にあてた瞬間にひんやりとした感触。高速スピード照射でリズミカルにケアができ、ストレスも感じにくい。

ローラーを使用する場合は乾いた肌に使用するのが成功のコツ。スキンケア後やシャワー後など、湿った肌にローラーするとうまく回転しないので何度か練習してみて。

パワー:3台中1番ハイパワー。毛が濃い人、メンズの髭悩みにも効果が出そう
痛み:冷却システム搭載のため、最大出力でも少し熱さを感じる程度
サイズ:片手で持てるが長さがあるので、VIOなどは体勢に気をつけながら照射

手が小さいライターでも片手でOK

レイボーテ ハイパーZEROの使い心地レポ

レイボーテ ハイパーZEROは約330gと小型軽量だから、ハイパワーなのに腕や手があまり疲れない。こちらのローラーアタッチメントも慣れるまで練習が必要。コツを掴めば、コロコロ転がすだけで連続照射できるから、疲れていてもこれなら腕や脚のケアも続けられそう。

パワー:濃い毛にしっかりとした効果がありそう
痛み:毛が密集しているところや色素沈着しているところなどは、 最大出力だと熱さを感じるので、まずは最小出力から試してみて
サイズ:1番軽いので腕が疲れにくく、楽に動かすことができた

レイボーテヴィーナス ビューティープラスの使い心地レポ

唯一の防水機能(IPX7)でコードレス。お風呂場で剃毛後、そのまま照射もできる。手が濡れたまま、身体が濡れたままでも気にせず照射でき、3台の中で1番気軽にケアができると感じた製品。
アタッチメントも簡単に交換ができるから照射もスムーズ。

パワー:3台の中では、いちばんやさしい出力。しかし濃い毛にはきちんと効果があるように感じる
痛み:最大出力だとチクッとする熱さ。最小〜3段階目なら、ほとんど熱さを感じなかった
サイズ:充電式のため1番重量があるが、片手で持てる

*写真はイメージです。水中の使用はできません。

3台の共通点

驚いたのがフラッシュの光の強さ。ハイパワーを実現しているため、フラッシュの光が思った以上に強く、光に弱い人はサングラスの装着をしてみてもいいかもしれない。照射口が肌から浮いているとまぶしいと感じやすいので、肌にあてる時に意識してみて。
また、照射のタイミングで同じ部屋に家族やパートナーがいる場合もフラッシュの光に注意しながら照射を。
IPL方式は黒い色に反応するので、しっかりと生えている毛には効果を感じやすいが、産毛には根気よく照射を重ねる必要がありそう。

まとめ

ひと口に光美容器と言っても、それぞれ特性が違うもの。
とにかくパワーが欲しい、 痛みに弱いという人にはレイボーテ クールプロ。
効果をしっかり感じたいけど予算を抑えたいならレイボーテ ハイパーZERO。脱毛に興味はあるけど、ルーティンに組み込む自信がない人は、剃毛の流れで使えるレイボーテ ヴィーナス ビューティープラスがおすすめです。

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